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マクタン・セブ国際空港ガイド|直行便・到着後の流れ・両替・SIM・市内への行き方

2026.07.27 更新 2026.08.06 未分類 読了 約13分 執筆: 深井 嵐丸
セブ島の空港・直行便ガイド|成田・関空からの行き方【2026年7月】

日本からセブ島へは、成田・関西発の直行便なら約4時間半〜5時間で到着します。ただし就航路線は数か月単位で変わり、出発する空港によっては経由便が現実的な選択になります。2026年7月時点の直行便の状況、経由便との比較、空港に着いてから市内へ出るまでの流れを整理します。

日本からセブ島への行き方と、直行便が出ている空港【2026年7月時点】

セブ島の玄関口はマクタン・セブ国際空港(MCIA/空港コードはCEB)です。名前のとおり、セブ島本島ではなく橋で結ばれた隣のマクタン島にあります。日本からのルートは直行便と経由便の2通りで、経由便にはマニラで国内線に乗り継ぐルートと、韓国・台湾・香港などを経由するルートがあります。

2026年7月時点で定期直行便が確認できるのは、成田国際空港と関西国際空港の2空港です。運航しているのはフィリピン航空とセブパシフィック航空で、成田線にはユナイテッド航空も加わっています。

成田発・関西発

成田からはフィリピン航空とセブパシフィック航空がそれぞれ毎日運航しており、日本で最も選択肢が多いルートです。午前発と午後発の両方があるため、セブ到着を昼過ぎにするか夜にするかを選べます。関西空港からも同じ2社が運航していますが、成田より便数は少なく、運航曜日が限られる場合があります。フィリピン航空の関西―セブ線は2024年12月に運航が再開され、その後段階的に増便されてきた経緯があり、時期によって週あたりの便数が変わってきました。予約サイトのカレンダー表示で運航曜日を必ず確認してください。

羽田・セントレア・福岡発は定期直行便が確認できていない

羽田空港、中部国際空港セントレア、福岡空港については、2026年7月時点でセブへの定期直行便は確認できていません。セブパシフィック航空はセントレアと福岡からマニラへは就航していますが、セブへは直行していないため、マニラ経由か第三国経由、あるいは国内線で成田・関西へ移動してから直行便に乗る形になります。

ただし、旅行会社が企画する期間限定のチャーター便・特別便として、セントレア―セブの直行便が設定された例があります。検索で出てきた情報が定期便の話なのか特別便の話なのかは、必ず区別して読んでください。

出発空港 2026年7月時点の直行便 所要時間の目安
成田(NRT) あり。フィリピン航空・セブパシフィック航空が毎日運航、ユナイテッド航空も就航 約4時間半〜5時間
関西(KIX) あり。同じ2社が運航。曜日が限られる便あり 約4時間半〜5時間
羽田(HND) 確認できず 経由で8〜15時間程度
セントレア(NGO) 定期便は確認できず。期間限定の特別便の例あり 経由で8〜15時間程度
福岡(FUK) 確認できず 経由で8〜15時間程度

就航路線は数か月単位で変わります。実際、セブパシフィック航空は2026年8月末から9月にかけて日本―フィリピン線の複数路線で多数の便を運休する計画を公表しました。フィリピン航空セブパシフィック航空の公式サイトで、実際の渡航日を入れて最終確認してください。

直行便と経由便を比較する ― 時間・価格帯・乗り継ぎのリスク

どちらを選ぶかは料金だけでは決まりません。乗り継ぎの手間、預け荷物の扱い、遅延したときに何が起きるかまで含めて比較する必要があります。

比較項目 直行便(成田・関西発) マニラ経由 第三国経由
総所要時間の目安 約4時間半〜5時間 約8〜12時間 約8〜15時間
価格帯の傾向 振れ幅が大きい。安い時期はLCCで往復2万円台、通常期は4〜5万円台が目安 直行便より安く出ることがある セール時に最安になることがある
預け荷物 目的地まで通しで預けられる 別予約だとマニラで受け取り直し・再チェックイン 通し手続きの可否は買い方次第
遅延したとき 到着が遅れるだけで済む 乗り継げず当日中に着けないことがある 同様に乗り継ぎ落ちのリスク
向いている人 初めての渡航、到着日が決まっている人 費用を抑えたい人 日程に余裕がある人

マニラ乗り継ぎで特に注意したいこと

マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)には複数のターミナルがあり、それぞれ物理的に離れた別の建物です。国際線と国内線でターミナルが分かれることが多く、移動にはシャトルバスや車が必要で、道路が混む時間帯は移動だけでかなりの時間を要します。

さらに重要なのが預け荷物です。国際線と国内線を別々の予約で買った場合、マニラでいったん入国審査を受け、荷物をすべて受け取り、自分でターミナルを移動してもう一度チェックインし直す必要があります。乗り継ぎ時間は最低でも5時間程度は見ておきたいところです。同一予約で通しで購入していれば手続きは簡略化されますが、荷物を最終目的地まで通しで預けられるかは、出発地のカウンターで必ず確認してください。

マクタン・セブ国際空港(MCIA)到着ガイド ― ターミナル・入国・両替・SIM

日本からの便が到着するのはマクタン・セブ国際空港(Mactan-Cebu International Airport/MCIA)です。空港があるのはセブ島本島ではなく、橋でつながったマクタン島側で、セブシティ中心部までは車で40分〜1時間ほどかかります。この距離感を知らないと、到着後の予定が崩れやすいので先に押さえておいてください。

ターミナル1と2の違い ― 日本からの便は必ずT2

この空港にはターミナルが2つあり、役割がはっきり分かれています。

ターミナル 路線 特徴
ターミナル2(T2) 国際線(日本からの便はすべてここ) 2018年開業。木造の曲線天井が印象的な新しいターミナル
ターミナル1(T1) 国内線(マニラ・ボホール・ボラカイなど) 国内各地へ乗り継ぐ場合に使う

注意したいのは国際線から国内線への乗り継ぎです。T2に到着してT1から国内線に乗る場合、ターミナル間の移動が必要になります。歩ける距離ではありますが、荷物を持っての移動と再チェックイン・保安検査を考えると、乗り継ぎ時間は最低でも2〜3時間は見ておきたいところです。同じ空港内だからと1時間で組むと、かなり慌ただしくなります。

到着してから外に出るまでの流れと所要時間

飛行機を降りてから到着ロビーに出るまでは、次の順序で進みます。

①入国審査(Immigration)→ ②預け荷物の受け取り(Baggage Claim)→ ③税関(Customs)→ ④到着ロビー

所要時間の目安は30分〜1時間です。日本便や他の国際線の到着が重なると入国審査に列ができ、1時間を超えることもあります。空港に迎えを頼んでいる場合は、この待ち時間を見込んで連絡しておくと安心です。入国審査では滞在先(学校名やホテル名)と帰国便を聞かれることがあるので、すぐ答えられるようにしておきましょう。

eTravel(電子渡航申告)は到着前に登録が必要です。登録画面のQRコードはスクリーンショットで保存しておくと、通信が不安定な機内・到着直後でも提示できます。制度は変更されることがあるため、渡航前に必ず公式サイトで最新の要件を確認してください。

両替はどこで、いくらすればいい?

ターミナル2の出口前に両替所があります。空港のレートは市内のモールより多少不利ですが、極端に悪いわけではありません。おすすめは「空港では当面必要な分だけ替え、残りは市内で替える」やり方です。

目安として、初日の移動(タクシー代)と食事、SIM代を考えると1〜2万円分を空港で替えておけば足ります。長期滞在の場合、市内のショッピングモール内にある両替所の方がレートは良い傾向があります。ATMでのキャッシングも使えますが、フィリピンのATMは1回あたりの引き出し上限と手数料(1回200〜250ペソ程度が一般的)があるため、少額を何度も引き出すと割高になります。

SIMカードは空港で買える

フィリピンの通信大手はGlobeSmartの2社で、どちらも空港で購入できます。

ターミナル 販売場所
ターミナル2(国際線) 出口を出て、タクシー乗り場の手前にGlobe・Smartのカウンター
ターミナル1(国内線) 預け荷物の受け取りエリア内

その場で開通作業までやってくれるので、通信環境をすぐ確保したい人は空港で買ってしまうのが手軽です。パスポートの提示を求められることがあります。なお、最近の端末ならeSIMも選択肢で、日本を出る前に契約しておけば到着直後から使えます。現地の通信環境の詳細はセブ島のWi-Fi・通信環境の記事にまとめています。

空港から市内・ITパーク・マクタンリゾートへの移動

到着後、最初に迷うのが交通手段です。選択肢は大きく3つあります。

手段 料金の目安 特徴
Grab(配車アプリ) 市内まで400〜600ペソ前後 アプリで料金が事前確定。交渉不要で最も安心。日本で事前にアプリを入れておく
イエロータクシー(空港専用) 初乗り70ペソ〜/市内まで300〜400ペソ前後 空港正面に待機。すぐ乗れるが一般タクシーより割高
ホワイトタクシー(一般) 初乗り40ペソ〜 最も安いが、乗車時にメーター使用の確認が必要

行き先別のおおよその相場は次のとおりです(2026年8月時点の目安。時間帯・渋滞・交渉によって変動します)。

行き先 料金の目安 所要時間
マクタン島のリゾート 200〜400ペソ前後 15〜30分
セブシティ中心部 300〜600ペソ前後 40分〜1時間
ITパーク(セブシティ) 300〜600ペソ前後 40分〜1時間

初めてのセブなら Grab を強くおすすめします。行き先を英語で伝える必要がなく、料金が乗る前に確定するため、料金交渉やメーターをめぐるトラブルを避けられます。日本にいるうちにアプリをインストールし、アカウント登録まで済ませておいてください(現地の電話番号がなくてもメールで登録できます)。到着ロビーを出た場所がGrabの乗車ポイントになっています。

なお、ラッシュ時のセブシティは渋滞がかなり激しく、同じ距離でも所要時間が倍近くになることがあります。到着後に予定を入れる場合は余裕を持たせてください。

深夜到着になる場合の注意

日本からの便は夜に到着するものもあります。深夜でもGrabやタクシーは動いていますが、台数が減るため待ち時間が長くなることがあります。学校の入学日に合わせて渡航する場合は、学校のピックアップサービスを利用できることが多いので、申し込み時に確認しておきましょう。空港周辺(マクタン島側)には空港から近いホテルもあるため、深夜着の場合は初日だけ空港近くに泊まり、翌朝移動するという選択肢もあります。

渡航前に必要な手続き ― eTravel・ビザ・パスポート

フィリピンへの渡航では、入国前にオンラインでeTravelへの登録が必要です。登録は無料ですが、タイミングに制限があります。フィリピン政府観光省の案内では入国の72時間以内に登録することとされており、それより早い段階では手続きを進められません。登録するとQRコードが発行されるので、スクリーンショットや印刷で手元に残し、入国審査ですぐ提示できる状態にしておきます。

ビザは、日本国籍で30日以内の観光目的の滞在であれば不要です。パスポートの残存期間は、日本国籍者は滞在日数以上あれば入国可能とされていますが、余裕を持たせておくに越したことはありません。最新の条件はフィリピン政府観光省の出入国情報で確認してください。留学の場合はこれで終わりではなく、語学学校に通うにはSSP(就学許可)が必要で、滞在が30日を超えるならビザの延長手続きも発生します。手続きは通常は現地の学校が代行しますが、費用と流れは事前に把握しておくべきです。詳しくはセブ島留学のビザ・SSPの解説を参照してください。

入国に関わる制度は変更されることがあります。eTravelの登録タイミング、必要書類、ビザ免除の条件は、いずれも渡航する時点のルールが適用されます。出発の1〜2週間前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

航空券が安い時期・高い時期と、留学生の便の選び方

安い時期・高い時期の傾向

航空券の価格は、日本側の長期休暇と現地の気候の両方に左右されます。高くなりやすいのは年末年始、ゴールデンウィーク、お盆で、往復運賃が8万円前後になることもあります。乾季で天候が安定する2〜4月も人気が高く、相場は上がりやすい傾向です。逆に狙い目とされるのは、ゴールデンウィーク明けの5月中旬以降、雨季にあたる6〜7月と9〜10月、年始の需要が落ち着いた1月中旬以降で、LCCなら往復2万円台という水準が出る時期もあります。ただし9〜10月は台風の影響を受けやすく、価格と天候はトレードオフの関係にあります。セブ島の季節とベストシーズンもあわせて検討してください。ここに挙げた金額は過去の相場から見た目安です。

入学日から逆算して到着便を決める

セブ島の語学学校は日曜日を入学日(入寮日)と定めているところが多く、月曜からレッスンが始まる週単位のスケジュールが一般的です。学校ごとに指定入学日とピックアップの対応条件が決まっているため、航空券を買う前に必ず学校またはエージェントに確認してください。指定日以外に到着すると、ピックアップの対象外になったり、追加費用や前泊の宿泊費が発生したりすることがあります。便を先に押さえてから相談するのではなく、学校の条件を確認してから便を選ぶ順序が確実です。

深夜着になる場合の注意とピックアップサービス

経由便や遅い時間の直行便では、入国審査と荷物受け取りを終えて外に出るころには深夜になっていることがあります。初めての渡航で大きなスーツケースを持ち、深夜に自力で移動手段を探す状況は避けたいところです。対策はシンプルで、学校やホテルのピックアップサービスを事前に予約しておくことです。多くの語学学校が有料または無料で空港送迎を用意しており、到着ロビーで名前の書かれたボードを持ったスタッフと合流できます。ただし深夜着の便に対応しているかは学校によって異なり、追加料金が設定されている場合もあります。自力で移動するならGrabを使い、乗車前に車両ナンバーとドライバー名を実車と照合してから乗り込んでください。到着時刻が読みにくい経由便なら、初日だけ空港近くのホテルを取る選択肢も現実的です。

よくある質問

日本からセブ島まで直行便で何時間かかりますか?

成田・関西発の直行便で約4時間半〜5時間が目安です。マニラや第三国を経由する場合は、乗り継ぎ時間を含めて8〜15時間程度と幅が出ます。実際の所要時間は便によって異なるため、予約時に確認してください。

羽田空港やセントレア(中部国際空港)からセブ島への直行便はありますか?

2026年7月時点では、羽田空港・中部国際空港セントレア・福岡空港のいずれについても、セブへの定期直行便は確認できていません。マニラ経由や第三国経由を使うか、国内線で成田・関西へ移動して直行便に乗る形になります。ただしセントレアについては、旅行会社の企画による期間限定の特別便が設定された例があります。就航状況は変動するため、渡航時期が決まったら各航空会社の公式サイトで確認してください。

マクタン・セブ国際空港に到着してから外に出るまで、どのくらいかかりますか?

入国審査、預け荷物の受け取り、税関を経て到着ロビーに出るまで、1時間前後を見ておくと安心です。複数の国際線が同じ時間帯に到着すると入国審査で列ができ、さらに時間がかかることがあります。送迎の待ち合わせ時刻を決める場合は、この時間を織り込んでおいてください。

セブ島行きの航空券が安いのはいつごろですか?

ゴールデンウィーク明けの5月中旬以降、雨季にあたる6〜7月と9〜10月、年始の需要が落ち着いた1月中旬以降が比較的安い傾向です。逆に年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は最も高くなります。ただし9〜10月は台風の影響を受けやすいため、価格だけで決めず天候リスクも踏まえて判断してください。

Author / 執筆・監修

深井 嵐丸

REBOOT CAMP編集長・セブ島在住

セブ島に住みながら、学校・カフェ・街を自分の足で取材しています。記事は各校公式サイトの確認に加え、Googleマップの営業実態チェックやWi-Fi速度の実測(fast.com)など、現地で確かめた一次情報にもとづいて執筆・更新しています。

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